2学期始業式 式辞

2017年09月01日

皆さんおはようございます。充実した夏休みを過ごすことができましたか。もうすでに授業が始まっている学年・コースもありますが、本日2学期の始業式を行います。

 

本日のテーマは「多様性って何?」です。多様性を英語でいうとdiversityです。1学期の始業式で、本校が東京2020オリンピック・パラリンピック教育実施校に認証されたとお伝えしました。認証された学校は次の3つの要素を、教育プログラムに組み込む必要があります。➀オリンピック・パラリンピックやスポーツの価値を理解する。➁多様性について理解する。➂主体的・積極的な参画です。

 

そこで本日は多様性をテーマにしました。みなさんはNHK-BSで放送されている「cool Japan」という番組を知っていますか。この番組は日本に暮らす私たちにとっては当たり前と感じることでも、外国人から見ると不思議に感じたり、素晴らしく感じたりするということを主題に作られています。例えば「日本人への大疑問 ~なぜ日本の家は○○なの?」というタイトルの番組では、外国人の感性からすると「日本人はなぜ新築が好きなの?」「なぜ日本人の家は物だらけなの?」「なぜ日本人は小さな家に住めるの?」など不思議に感じると伝えていました。また、フィギアの制作、少女漫画の存在、駄菓子などにクールさを感じたりします。感性、文化、習慣の違いが日本と外国、外国でも国によって違いが浮き彫りになり、面白い番組です。日本と外国、外国でも国によって違いがあるのは、分かりやすく納得しやすいですね。

 

では、自分と周りにいるクラスメイトとの違いはどうでしょう。大人になってもそうですが、自分=標準(スタンダード)と思いがちです。これはある面仕方のないことで、赤ちゃんの頃から育ってきた環境や価値観を土台して今を生きているのですから。でも、少し気を付ければみなさんには理解することができます。自分が標準ではなく、みんなそれぞれ違いがあることを、自分もその違いの一人であることを。昔の人もそれには気づいていて、三者三様・十人十色・百人百様・千差万別などの言葉があります。違いがあることを前提にどう理解し合えるかが大切ですね。

 

違いがあるのは当たり前と思えたとき、言い換えれば人の多様性を認められたその先には、何があると思いますか。本当の「自分らしさ」にたどり着けるのではないかと私は思います。人が自分のことをどう思っているとか、気にする必要がなくなります。お互い安心して、ありのままの自分でいたいですね。

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