3学期始業式 式辞

2018年01月09日

あけましておめでとうございます。今日から3学期が始まります。中学3年生は高校入試に向けて、高校3年生はセンター試験、私立の一般入試、国公立の二次試験と最後までしっかり頑張ってください。また1、2年生は、学年の仕上げの学期です。それぞれの課題に取り組み、頑張ってください。

 

本日は「皆さんは、どう生きますか?」というテーマでお話しします。突然どう生きると言われても困りますよね。なんとなくはイメージしていても、突き詰めて考えることはあまりないと思います。例えばビッグイベントでいうと、「どん職業に就くのか」「ライフ・ワークバランスはどうしたいのか」「結婚するのかしないのか」「どんな家庭を作りたいのか」などありますが、今日のテーマは「どんな姿勢で生きていくのか」というところです。

いくつかデータを見てみましょう。高校生の考え方の国際比較です。まず最初は「上手く行くかどうかわからないことにも、意欲的に取り組む」という質問です。皆さんはどうですか。ヨーロッパの国々では80%以上の高校生がYESですが、日本は52%程度です。次に「自分には人並みの能力がある」という質問です。中国、米国は90%前後でYES、日本は56%です。三つ目です「自分はダメな人間と思う」という質問です。日本は72%で他国に比べて圧倒的に高くなっています。これらのデータから日本の高校生は他国にくべて、自己肯定感が低くチャレンジ精神に乏しいという像が浮かんできます。

 

なぜそうなるのか、簡単には答えは出ませんが、能力や価値のとらえ方が他国に比べ弱いことが原因の一つかもしれません。例えば、ハーバード大学の有名な心理学者ガードナーは、図のように、知能には「いろいろな」知能があり、人間はそれぞれに、そのいずれかに優れていたり苦手だったりするのだと述べ、「多重知能=MI理論」を提唱しました。それは、言語的知能(言葉を扱う)、論理数学的知能(数、記号、図形を扱う)、音楽的知能(リズムと音のパターンを扱う)、身体運動的知能(身体と運動を扱う)、空間的知能(イメージや映像を扱う)、対人的知能(他人とのコミュニケーションを扱う)、内省的知能(自己とその精神的リアリティーという内的側面を扱う)です。

 

人生山あり谷あり、失敗してしまうこともある、自分の弱さに直面してしまうこともある。

そこで君たちはどう生きるか。昨年ベストセラーになった本を紹介します。この本は80年前に若い人向けに書かれた本です。それが昨年漫画版も出されてベストセラーになりました。皆さんの参考になるかもしれません。

 

それでは三学期もチャレンジングに頑張っていきましょう。3

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