「授業規律について」

○本校での授業をいろいろ参観しました。しっかりと授業を受けている生徒が大半ですが、授業がわかり過ぎて退屈している生徒もいました。私語や教科書を出さない、ノートも取らない生徒もいました。また、寝ている生徒もいました。それを踏まえて授業規律について少し話をします。
本校では、Ⅰ・Ⅱ類、進学総合、進学スポーツ、アスリートと其々のコースでカリキュラム(内容)や時間数が少し違いますが、授業を受ける姿勢は普遍のものです。

○生徒指導と言うと、皆さんは、ともすれば問題行動(遅刻・服装・喫煙・暴力などを指す)を起こした生徒を指導すると捉えてしまいますが、それらに止まらず自己決定能力を高めることに真の意味はあると思っています。
 <自己決定能力とは・・・自分で決めて実行すること 自分勝手ではなく、他の人のためにもなり自分のためにもなる正しい行動を実行できる能力>
自己決定能力を高める場面は「授業」が第1です。授業は、学校生活の基本であり、日常的に学校全体の時間と経費の大半を費やしています。(一人の生徒に税金が100万円)
とも言われています。それだけ学校教育は君たちにとって大事なものなのです。アルバ
イトで稼ぐことより、いま大事なのは自分を磨くことだと思います。

○現実に、授業中に寝ていたり私語をしたりする生徒は、「授業がつまらない」「授業がわからない」という声を上げる。また、そういった場合、逆に教える先生の側は「話を聞いてくれない」「起こしても寝ている」「予習復習をしてこない」と嘆く。教職という専門家として、生徒にとって「わかる授業」「できる授業」「力の付く授業」 を日頃から研鑚して皆さんに提供するのは当たり前のことです。
 
○逆に君たちにとって、実際の授業の場面で、「わかる授業」「できる授業」「力の付く授業」を受けるには、授業規律やルールを順守しなければなりません。これは大切なことですが、あくまでも授業が持つ様々な意味合いの初歩の段階であり、一部です。
 <授業規律とは>
 ・ベル着 ・机椅子の配列を整える ・机の上には学習用具 ・私語をしない
 ・ノートを取る ・先生の話を聞く ・寝ない

○これらは、守らなければいけない規律であり、ルールです。
しかしながら、教師がいくら注意を促し指導しても、中々授業規律が成立せず、返って反感を招き、余計悪くなることもあります。大切なのは、生徒とともに教員も授業規律やルールを確立していくことだと思います。
そのために、個人個人が授業について、きちんと取り組んでいるのか、どうなのかという自問自答をしてください。また、クラスの中で、友人同士で話し合うことも必要です。
さらに、互いに注意しあえる関係づくりも大事です。学校としても、懇談などでも生徒の声に耳を傾けます。更に授業改善のための全生徒から全教科・科目の授業アンケートも取り入れて、君らの声を授業担当の先生に直接届け改善を図るなどの様々な取り組みを行っていきます。

○最後に、生徒にとっても教員にとっても「わかる授業」「できる授業」「力のつく授業」をつくりだすようお互いが努力することが何よりも肝心です。そして素晴らしい浪商高校を築いていきましょう!

保護者会の皆様へ              

大阪体育大学浪商高等学校

                     大阪体育大学浪商中学校

                       校 長 大木 徳史

平素は本校の教育活動に格別のご理解とご協力を頂き厚く御礼申し上げます。

さて、本校において、教員は日々非常に真面目、真摯に生徒と向かい合い熱心に教育活動を進めております。しかしながら昨今の社会の急激な変化とともに、生徒のニーズも多様化し、そのため大変な気力・労力・体力を費やしているのが現状でございます。

大学入試は、指定校推薦、一般推薦、AO入試、一般入試をはじめとする多様な選抜方法がある中、本校生徒はどちらかというと、早めに合格結果を求める入試を選ぶ傾向にあります。最後の詰めの受験勉強は基礎学力として、将来の就職をはじめとする際、大きな力を発揮しますが、早めに決めることは、その機会を失うことにもなりかねません。また、若者には、最後の最後まで自分が進学したい学校への志を抱いてほしいと思います。

一方、就職においても、昔とは違って、中途採用、海外現地採用、4月当初の採用時において採用数を決めていても、会社のニーズに合わない人であれば、人数に関係なく採用しない、などの新たな方法を取り入れております。またフリーター、ニートといった正式に就職をしない若者の増加もあります。

こういう状況下、子どもへの多様な対応が保護者や教員には強く求められ、特に、時代の変化が激しい時を乗り越え、この時代に対応するためには、過去の前例よりは、現況のもとで総合的に、考える力、即ち、創造性、企画力、判断力、それに勇気がちょっぴり必要になってまいります。

次に、保護者の方々から、学校で実施していることを、もっと知らせてほしいとのお声をお聞きしております。学校教育活動の大部分については、保護者様宛に生徒を通じて報告・連絡のプリントを配付していますが、ご家庭へ渡らないことも多々あるようです。その対応として、学校HPへかなりの情報を掲載していますので、是非、ご覧頂きたいと思います。特に「保護者の皆様方へ」のコーナーには生徒へ配布したプリントも見れるようになっています。また、最近「校長メッセージ」の新設も行いました。主に時折々に私が生徒に話をしたことを掲載しておりますので、これもご覧下さい。

もう一つは、希望される保護者には、「学校メール配信」に登録いただきますと、そこからも情報提供を行ない、学校から保護者への情報が直に届くようになっております。各種の警報や交通機関の停止など緊急時の対応については機能を発揮します。

このような様々な手段で、お子様にかかわる情報を学校と家庭と共有することは、お子様の教育を進めていく手段として非常に力強いものですので、よろしく、ご協力のほどお願いいたします。

最後に、皆様方には、本校への教育活動全般にわたり物心ともに支援をいただき、ありがとうございます。

今後においても、本校にとっての支援者として、本校のために是非様々な前向きなご意見をいただくことを、お願いし挨拶といたします。

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