令和6年度 2学期始業式 式辞(中学8月26日・高校9月2日)
2024.09.02
令和6年度 2学期始業式 式辞(中学8月26日・高校9月2日)
中高生の皆さんおはようございます。
1学期の終業式では「夏休みは、皆さんをひとまわりもふたまわりも大きく成長させる期間であり、大きく後退させてしまう期間でもある」ことを話しました。
まずは、個々の夏休みを振り返り、成長できた人は2学期に更なる飛躍を、後退してしまった人は、今日から取り返す努力をしていくこと、気持ちを切り替えて、前向きに進めていくことが大切です。とにかく前を向いて、進んでいきましょう。
今年の夏は例年以上に沢山の「ワクワク感」を味わうことができました。その一つが「オリンピック」です。知っている顔もある中、今回のパリも沢山のドラマがあり、感動がありました。
でも、それ以上に「ワクワク感」というより「ドキドキ感」があったのは、今夏の浪商中学生、浪商高校生の各大会における活躍です。昔と違い、今は現地からのライブ配信も多く、タイムリーに観戦できる機会も増えました。ライブ配信がない場合も速報があるため、結果もすぐに伝わってくるようになりました。「ドキドキ」の緊張感の中、皆さんの活躍を応援することが毎日の日課となっていました。
詳細はのちほど、表彰伝達がありますので、皆さんとともに活躍の栄誉を称えたいと思います。
1学期の始業式、終業式で、人生において成果をあげている人は 「失敗しても諦めず、成功するまで続ける」という言葉を皆さんに伝えました。しかし、現実は大変厳しくもあり、目標を達成するのは本当に大変なことです。
そのような中でも、知恵を絞り、今、この瞬間を全力で立ち向かはずして、次のステージに進むことはできないはずです。全身全霊を尽くした人しか見えない景色というものがあります。是非とも、在学中に、その景色を眺めてほしいと思います。
本日より、いよいよ2学期がスタートします。「ようやく待ちに待った2学期がスタートする」という気持ちより、「とうとう2学期がスタートしてしまう」という思いの人の方が多いと思います。良い意味でも諦めをもって、覚悟を決めて、ともに頑張りましょう。
スタートに際し、不安や悩みを抱えている人もいると考えてください。クラス内、クラブ内においても周囲の様子をしっかりと見て、お互いが支えあい、助け合えるよう協力をお願いします。
大阪体育大学浪商中学校・高等学校 工藤 哲士