令和5年度 3学期始業式 式辞(1月9日)
2024.01.09
令和5年度 3学期始業式 式辞(1月9日)
中高生の皆さん おはようございます。
早速ですが1日の夕刻に発生した能登半島地震では、現在も連日に渡り大きな被害が報告されており、大きなショックを受けていることと思います。この場を借りて、ご不幸に見舞われた方々には心からお悔やみを申しあげます。そして、現在も大きな影響を受け続けている方々も少なくありません。一日でも早い回復を願うばかりです。
皆さんや家族の安全のこと、周辺地域に親戚、知人がいる可能性もあること、また帰省中、移動途中など色々なことが考えられたため、年始早々、急ではありましたが2日の朝、さくら連絡網やホームページで呼びかけをさせていただきました。
現在、サッカー部の皆さんの協力のもと物資支援の協力をいただいていますが、引き続き皆さんの声を聞きながら、私たちができることについても検討していきたいと考えています。
中学生、高校生とも3年生は3学期に登校する日数も限られています。今年は文化祭、体育祭をはじめリーダーシップを発揮し、クラブ活動の活躍も含めて、学校全体を大いに盛り上げ、まとめてくれた素晴らしい学年だったと思います。最後までみんなが支えあい、励ましあい、一体感を持った行動で、フィナーレとなる卒業を迎えてほしいと思います。最後の締めくくり方が本当に大切です。また卒業式後、中学生は約一か月、高校生は約二か月のまとまった時間ができます。新しい年度となる4月に良いスタートを切るためには、3月の過ごし方が大きなポイントとなるはずです。
1年生、2年生も3学期は1年の締めくくりです。3学期のみテストは1回だけです。3学期に気を抜くとトータルの成績も下がります。良ければ挽回できる可能性もあります。1.2学期の成績も確定しているので、目標とすべき点数も理解できているはずです。
年末年始は日常あまり顔をあわすことがない人と接する機会も多かったと思います。自分自身も卒業生、知人、親戚と交流する機会も増え、沢山の人から元気、勇気をもらい、日々、多くの人の支えの中で生活できていることに、あらためて感謝としあわせを感じることができました。新学期を迎えるにあたり、不安を持っている人も少なくないと思います。友人の表情、行動、様子も気にかけながら、周囲への気遣い、心配りも忘れないように協力よろしくお願いします。
最後になりましたが、二学期の終業式で皆さんに話をした通り、昨年の反省を糧に、今年の明確な目標を定め、立てた目標をやりきる覚悟、その「心構え」をもって、今年一年、ともに頑張っていきましょう。今年もよろしくお願いします。
大阪体育大学浪商中学校・高等学校 工藤 哲士
2024年(令和6年) 新年挨拶
2024.01.01
2024年(令和6年) 新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。
平素は本校の教育活動に多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。2023年(令和5年)は教育活動も通常通りに行われ、校内は以前のように活気あふれる状態に戻ってきました。
様々な活動を通して、クラスやクラブの友人、先輩・後輩との交流も深まり、より親密な信頼関係を築けることは大変すばらしいことであり、一つ一つの交流、思い出こそが、中学校生活、高校生活のかけがえのない財産、宝物になります。在校生の皆さんには、今しか経験できないこと、体験できないことを全力で取り組み、学校生活を存分に楽しんでほしいと思っています。
同時に保護者の皆様方にも、学校の諸活動に活発にご参加いただき、平素の子どもたちの様子もご覧いただけるようになり、大変うれしく思っております。また保護者会活動におかれましても現執行部の皆様方を中心に、主役である生徒の意見を取り入れながら、充実した教育活動が行われるよう環境面や行事のサポートをして頂いております。
懇談会、鑑賞行事、文化祭、体育祭、社会見学、スポーツ大会など保護者の皆様方にご参加いただいた行事も沢山あります。引き続きの積極的なご参加ならびにご協力をお願いするとともに、子どもたちをご支援いただき、私たち教員との交流も深めていくことができればと思っています。
予測不能な未来社会において、子どもたちを取り巻く環境も刻一刻と変化を続けます。今後とも保護者の皆様ならびに関係各位との連携、協力をはかりながら、教育活動を進めていきたいと考えております。皆様方には引き続きのご理解とご協力を賜れますようお願い申しあげます。皆様方にとって幸多き一年になることを祈念し、2024年(令和6年)、新年の挨拶とかえさせていただきます。
大阪体育大学浪商中学校・高等学校 校長 工藤 哲士
令和6年1月1日