2学期終業式 式辞

2015年12月19日

おはようございます。今年9月中旬から10月末までの日程で、ラグビーのワールドカップがイギリスで開催されました。日本代表チームは予選リーグで、3位になった南アフリカを含め3勝を上げましたが、おしくも決勝トーナメントに進出できず、目標としていたベストエイトには入れませんでした。 しかし、ラグビー日本代表にとって、ワールドカップでの勝利は1991年大会のジンバブエ戦以来で、実に24年ぶりです。どうしてこんなに強くなったのでしょう?

 

3年前にエディー・ジョーンズさんが日本代表のヘッドコーチ(=監督)に就任したのが、大きいでしょう。この人は過去に南アフリカやオーストラリアをワールドカップ上位入賞に導いた実績を持っています。ではどのように日本代表チームを強化したのでしょうか。

 

Web上の記事で次の4つにまとめてありました。

その①は「マインドセットを変える」です。マインドセットとは心構えのことです。日本選手はいろいろな言い訳で戦う前から分相応な「枠」に自らをはめてしまっている。この枠を取っ払うこと、心構えを変えることが一番大切だと言っています。そのために次の3つの事をしました。

その②は「長所を知り、長所を伸ばす」です。自分たちはこの程度という、よく言えば「謙虚」な気持ちを、先ず自分たちの能力を肯定的にとらえ、それを最大限に活かし伸ばすことで、自己評価を肯定的なところからスタートする。

その③は「自分の能力の客観的な把握と科学的なトレーニング」です。エディーさんは次のように言っています。「日本人は体格も小さいし、経験も少ないので、海外の強豪よりもハードに練習しないといけません。日本人の強みは、まじめで忍耐力があることです。それは間違いなく世界一です。ほかの国の選手なら、とっくに逃げ出しているでしょう。」というような過酷な練習で、自分の殻を破るように導きます。

その④は「知的好奇心を怠らず目標設定を明確にする」です。これは指導者として自分に課した課題です。

その②~④はすべて、その①のマインドセットを変えるためにあります。

 

さて、皆さんが日々取り組んでいる学習や部活動に対して、自分で「枠」をはめていませんか?

いや、私たち大人もそうなりがちです。お互いに「どうせ・・・」とか「無理だし」といったネガティブな発想を覆して、新たなスタートを切りましょう。どうぞ良いお年を。

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