三学期始業式 式辞

2017年01月10日

あけましておめでとうございます。今日から3学期が始まります。中学3年生は高校入試に向けて、高校3年生はセンター試験、私立の一般入試、国公立の二次試験と最後までしっかり頑張ってください。また1、2年生は、学年の仕上げの学期です。それぞれの課題に取り組み、頑張ってください。

 

さて、今日は一昨年亡くなられたゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるさんの著書「水木サンの幸福論」を紹介します。二学期の終業式では人工知能の進化により、近い将来私たちの生活が大きく変わるだろうという話をしました。しかしながら、人間が生きていく上での悩みや、つらさや、喜びなどは昔から大きく変わっておらず、今後もそう変化しないだろうと思われます。様々な情報があふれる中で、自分はどのように考え、どのように生きていけばいいのか、水木さんの考えが皆さんにとって一つの参考になれば幸いです。

 

まずは水木さんのプロフィールですが、1922年大阪で生まれ鳥取県境港で育ちます。小さいころからマイペースで絵と体育以外の勉強は苦手だったようです。青年期に軍隊に召集され、南方で幾度か命を落としそうになりながら、左腕を失います。戦争が終わって日本に帰り、絵の勉強のため学校に通ったり、生活のためいろいろな事業も起こしますがうまくいかず、紙芝居作家になり、貸本の作家になり、人気漫画家になります。人気漫画家になるまではかなり貧しい生活を送っていたようです。

 

その水木さんが、「何十年にもわたって世界中の幸福な人、不幸な人を観察してきた体験から見つけ出した、幸せになるための知恵」を七か条にまとめています

幸福の七カ条

第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条
しないではいられないことをし続けなさい。

第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条
好きの力を信じる。

第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条
怠け者になりなさい。

第七条
目に見えない世界を信じる。

以上ですが、皆さんはどう感じましたか。七つがそれぞれリンクしていて、一条だけを取り上げては理解を誤るのでじっくり考えてほしいと思います。では、三学期もお互いに頑張っていきましょう。

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