1学期終業式 講話

2014年07月19日

○ 世界中が注目した、ウィンブルドンテニス大会やWC決勝はドイツ・アルゼンチン両国の選手が延長の末、殆ど精根尽き果てた中でドイツが1対0で優勝しました。さらに今朝は全英オープンゴルフと深夜・早朝とテレビ観戦でスポーツの醍醐味を味わう良さと疲れがゴチャマゼになりました。それほどスポーツは人の心を取らえて感動を起こす。スポーツは世界共通語、言葉はわからなくてもルールをある程度知っていれば観戦できるのもスポーツのもつ大きな魅力です。2020年の東京オリンピック、本校関係者からオリンピック選手を輩出できるよう期待しております。

 

○ さて、部活動においても、既に3年生は引退した、また、引退の時期が近付きつつある生徒もいます。今日は3年生を中心にした話をします。
特にこの夏の時期が高校3年間の集大成として重要であり、部活から新たな目標に向かって切り換える時期でもあります。勉強というと苦手な人が多いかもしれませんが、全国インターハイや甲子園を目指すのと同じように、この夏しんどいですが、全国の多くの高校3年生が自分の進路を実現させるために受験勉強に取り組んでいます。
自分の将来に夢の実現、その重要な過程である進路に関して少しアドバイスをします。

 

○ 恐らく君たちが社会の中心になって働いている20年後に必要とされる能力は①グローバルな力②プレゼンテーション能力③ICTの知識技能だと考えられます。これらの能力は進学しようが就職しようが、進路実現のためには各々の立場で必須になってくるでしょう。その第一関門が高校卒業時の基礎学力と言えます。

 

○ 現実的な問題として、本校生徒の中にはスポーツの実績を掲げて進路実現を果たす生徒もいます。また、スポーツ実績と学習の評価の両方を駆使して進路を切り開く生徒もいます。ここで言うスポーツ実績というと最低でも近畿大会レベル、本来は全国レベルを指します。体大の内部推薦もスポーツ実績だけでは無理なのです。特に進学するのに自分が持つ学力レベルが物を言います。部活で経験しているハードな練習に耐え抜いた力を、是非、勉学にも活かしてください。ハードな部活は若い君たちの時代だけしかできませんが、逆に人生の生涯を通じて勉強はする必要があります。再度言いますが、部活で苦しい時に頑張ったり、能率よい練習を考えたり、学んだことと同じことですので勉強と切り離さないで部活で学んだことを活かしてください。部活をしていない人は、それこそこの時期は勉強に集中して自分の進路先に向けて学習し、努力することです。また、就職する生徒も仕事をする上で基本的な学力は必要とされますので、生涯学習とはいうものの、今が人生の中で一番勉強しなければならない時期です。

 

○ また、大学を目指す生徒にとって入試の時期が、如何に大切か。人間は弱いものです。入試があるから勉強する、入試があるから一生の内最大の勉強期間が3年生に訪れる。もう一つ大学への入り方が大きな問題になっています。
保護者懇談会の中で入学できれば、どの大学でもと言った生徒もいるようですが、安易な考えは、辞めた方が良いと思います。というのは、7日付の読売新聞でAO入試6人に一人退学という大きな見出しの記事がありました。退学率はAOが15.5%、一般入試は5.9%、AO入試の全てが悪い訳ではありませんが、簡単だから、早目に決めれるからといった安直な理由では、入学後、目的をなくしてしまいます。やはり自分で頑張ってしんどい思いをして入学した生徒は大学生活を維持していくのでしょう。

 

○ さらに、受験時期に身につくものは数多くあります。遊びから勉強へ切り替えする決断力、あまり好きでない勉強に取り組む忍耐力、それを継続していく持続力、実施に移す計画力、失敗を何度も繰り返しながらする修正力、等々。これからの人生で必要な要素を醸成してくれる受験期を生かしてください。また、学力向上の結果、自分の進路の幅が大きく広がり、選択肢が増えるのも事実です。
特に、ⅠⅡ類コースの3年生は1期生になります。今までの浪商の歴史とは一味も二味も違った、新たな浪商の歴史をつくる自負を一人ひとりが持ってください。保護者も教職員も社会も注目しています。その後に続く後輩のためにも頑張ってください。

 

○ 最後になりますが2、学期の始業式まで1か月以上ありますが、正式な授業がないこの時期、自ら心や生活、行動を律し、メリハリのある生活をし、有意義な夏休みを過ごしてください。教職員の方々も、この時期少し力を抜いて英気を養ってください。
来学期こうした元気な姿で全員と会えることを楽しみに終業式の挨拶といたします。

  • 大阪体育大学浪商中学校
  • 大阪体育大学浪商高等学校