令和7年度 2学期始業式 式辞
2025.09.01
令和7年度 2学期始業式 式辞(中学8月25日・高校9月1日)
中高生の皆さんおはようございます。
1学期の終業式では「夏休みは、皆さんをひとまわりもふたまわりも大きく成長させる期間であり、大きく後退させてしまう期間でもある」ことを話しました。
まずは、個々の夏休みを振り返り、前に進めた人は2学期以降も更なる前進を、後退してしまった人は、本日より気持ちを切り替えて、前向きに進めていくことが大切です。とにかく前を向いて、進んでいきましょう。
昨年の夏は「オリンピック」、今年の夏もたくさんのスポーツを通して、「ワクワク感」「ドキドキ感」、を味わうことができました。それぞれにドラマがあり、たくさんの感動をもらいました。また、同じく昨年同様、今年も「ワクワク感」というより「ドキドキ感」があったのは、今夏の浪商中学生、浪商高校生の各大会における皆さんの活躍です。現地やライブ配信での応援、また祈るような気持ちで速報、結果をみるのが、毎日の日課であり、楽しみでもありました。
詳細は後程、表彰伝達がありますので、皆さんとともに活躍の栄誉を称えたいと思います。
また、1学期の終業式ではlevel1~level4の話をしました。
Level1 「言われたことはできる」
Level2 「課題を見つける」
Level3 「課題解決に向けたアイデアを思いつく」
Level4 「アイデア実現に向けて実行する行動する」
繰り返しになりますが、浪商中学高校の皆さんには「アイデア実現に向けて実行できる、行動できる人」。また、「失敗しても諦めず、成功するまで続ける人」に成長してほしいと思っています。本気で何かに向かって挑戦した人しか感じることができない感情があり、その人しか見えない景色というものがあります。是非とも、在学中に、その景色を眺めてほしいと思います。
本日より、いよいよ2学期がスタートします。「ようやく待ちに待った2学期がスタートする」という気持ちより、「とうとう2学期がスタートしてしまう」という思いの人の方が多いと思います。良い意味でも諦めをもって、覚悟を決めて、ともに頑張りましょう。
スタートに際し、不安や悩みを抱えている人もいると考えてください。クラス内、クラブ内においても周囲の様子をしっかりと見て、お互いが支えあい、助け合えるよう協力をお願いします。
大阪体育大学浪商中学校・高等学校 工藤 哲士