1学期終業式 式辞

2018年07月20日

おはようございます。今月初旬の西日本豪雨では、自然災害の恐ろしさを改めて実感させられました。亡くなられた方々に心より哀悼の意を表するとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

猛暑が続いていますが、体調を崩していませんか。体調管理をしっかりして、部活動などでは、おかしいなと思ったら無理をせず、すぐ顧問の先生に伝えてください。

 

さて、本日は「明治維新から150年」というテーマでお話しします。皆さんのお母さん・父さん、お爺さん・おばあさんと世代を遡っていくと、3世代前、皆さんから見ると曾お爺さん・曾おばあさんになりますが、その世代の頃に太平洋戦争の終戦(1945年)を迎えます。そのまた2世代前の頃に明治維新(1868年)がありました。

江戸時代から明治になって、日本の国の在り方が大きく変わっていきます。明治政府は「富国強兵・殖産興業」のスローガンのもと、様々な面で近代化を図っていきます。富国強兵とは国家の経済を発展させて軍事力の増強を促す政策をいいます。殖産興業とは西洋諸国に対抗し、機械制工業、鉄道網整備、資本主義育成により国家の近代化を推進した諸政策を指します。その延長線上で、多くの戦争を経験することになります。

・日清戦争 1894年~ 1895年

・日露戦争 1904年~ 1905年

・満州事変 1931年~ 1932年

・日中戦争 1937年~ 1945年

・太平洋戦争 1941年~ 1945年

1945年終戦を迎えますが、明治維新から今年までの150年間で見ると、ほぼ中間点に当たります。1947年新憲法が制定されます。「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」が三大要素となっています。焼野原から復興が始まり、高度経済成長を経て現在につながっています。

 

明治維新から150年目の今年、近代の歴史を振り返り、それぞれの時代を生きてきた皆さんにつながる人々が、どう時代と向き合い、日々何を考え生活されていたのか、思いをはせてください。そして今を、未来を生きる自分を見つめるきっかけにしてほしいと思います。また、この夏季休暇中に充実した時間を過ごせるよう願っています。

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