令和4年度 3学期始業式 式辞(令和5年1月10日)
2023.01.10
令和4年度 3学期始業式 式辞(令和5年1月10日)
中学生、高校生の皆さん 新年あけましておめでとうございます。令和5年も幕開けし、本日、無事に3学期の始業式を迎えることができました。
例年、学校の陸上競技場から初日の出を見るのが習慣となっています。この時期は冬場特有のどんよりとした天候が多いのですが、今年は空気も澄み渡り、雲も少なく、過去10年で一番きれ
いな初日の出を拝めることができました。新年、心を癒されつつも清々しく身が引き締まる思いになりました。
同じ景色を見ても心の在り方で見え方や感じ方は変わりますね。また少し意味合いは違いますが、今まで見えなかった景色が見えたり、違う景色が見えるようになった体験は人生
の中で大変貴重で尊いものだといえます。
「広い大地に種をまき、汗水流して水をやり、やがて実となり花開く」
景色が見えるまでの苦しみ、苦労が大きければ大きいほど、花開くまでの努力、過程が深ければ深いほど、喜びも膨らみます。
その思いを共有し、分かち合うことができれば喜びの価値は更に尊いものになります。
同時に今まで見えていた景色が見えなくなっていないか。見たくない景色から目を背けていないか。反省と自問自答を繰り返しながら、今年の初日の出を眺めていました。
さて、二学期の終業式で「心構え」について皆さんに話をしました。
1 心構えができているということは、今年1年の自分の行動、言動、様々な出来事を振り返り、反省や課題が整理できているということ
1 2023年をどのような年にしたいのか、目標を掲げ、日々の具体的な取り組みも明確に定まっているということ
1 覚悟を決める大きな壁は自分の心。「現状維持」ではなく「現状を打破」すること
1 周囲の責任、誰かの責任、何かの責任にせず、今の自分を乗り越え、更にステップアップできる素晴らしい一年にしてほしい。
という内容でしたが、良いスタートをきれた人もいれば、まだ考えがまとまっていない人もいると思います。
2023年はまだスタートしたばかりです。今からでも十分に間に合います。自分 なりの目標、具体的な取り組みを定めてください。
そして皆さん自身が自分の目で
「今まで見えなかった世界を、景色を眺めることができる」1年
皆さん自身が自分の手で
「種をまき、水をやり、実を結ばせ花を咲かせる」 実り大き一年になることを切に願い、始業式の挨拶とかえさせていただきます。
一年間ともに頑張りましょう。
大阪体育大学浪商中学校・高等学校 工藤 哲士
令和5年1月1日 7時38分 陸上競技場スタンドより
※ 表彰伝達
各クラブ、新人大会、春の選抜大会に向けて活躍してくれています。
本日は代表して体操部の活躍を表彰します。
体操部 大阪高校新人大会
男子 団体総合2位
個人総合5位 川口碧(あ)雪(ゆき) 来年3月に三重県で行われる全国選抜大会に出場。
7位 杉本悠(ゆう)仁(と)
9位 渕上宗太
女子 団体総合2位
個人総合4位 的場七海
9位 楢村(ならむら)莉菜
10位 佐藤杏寿
令和5年度東京都知事杯全国中学選抜U15選手権
75kg級 小林 賢弥(さとや) 優勝
110kg級 長谷川 大和 2位
JOCジュニアオリンピックカップ近畿ブロック予選会
U20の部 グレコローマンレスリング
65kg級 今永 望夢(のぞむ) 優勝
U17の部 グレコローマンレスリング
60kg級 村田 佑(ゆう) 2位
92kg級 松本 彬夢(あゆむ) 優勝
※ JOCジュニアオリンピックカップ近畿ブロック予選会に出場した上記3名は4月に行われるJOCジュニアオリンピックカップ本戦の出場権を獲得しました。